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黒き艦娘、闇艦娘との闘いの火蓋が切って落とされる!
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「んもう~、プーペーちゃんってば、悪魔将軍に変身しといて負けちゃうのォ~? それって万死に値する痴態よォ~」

「うえええん、ごめんさあい、デヴィリンスさまあ。ボク、ブザマにも、あんなションベンガキチョージンなんかに、ヤられちゃいましたあ」

 上空には真っ黒い革のコスチュームに身を包み込んだ、とても幼い少女が浮いていた。
 見た目はミーノと同じくらいの年齢に見えるが、しゃべり口調や仕草、振舞いが、異様なまでに妖しく、艶っぽく、色っぽい。
 そうかと思えば、思いきり子供っぽく振舞ったり、ひどく無邪気にはしゃいでみたいりと、子供なのか大人なのかわからない存在である。
 少女はノワールプペの顔を優しく抱いて、胸に顔をうずめさせながら、やわらかく頭を撫でてやる。

「キャハハハハハハハッ! みなさん、はじめましてだねェ~! お名前はキン肉マンデヴィリンスちゃんよォ~! キン肉星の隠し子、キン肉マンデヴィリンス~! みんな~、よろしくちゃんだよォ~!」

 キン肉マンデヴィリンスと名乗った少女は、背中に生えた小さなコウモリ羽をぱたぱたさせ、お尻に生えている短い悪魔尻尾をぴょこぴょこと揺り動かしている。
 黒を基調とした革のコスチュームは、きわどいほどに面積の少ないビキニ姿。
 指し色に妖しい色調のピンク色を使っていて、それが妙な艶めかしさを生んでいる。
 顔は真っ黒い革でできた包帯でぐるぐる巻きにされているが、そこから覗いている片目や口から、中身が美少女であることがうかがい知れる。
 そして口元からは、小悪魔を思わせる小さくて可愛いらしいキバが見え隠れしている。
 キン肉マンデヴィリンスは包帯の端をひらひらさせながら無邪気に笑い、唇を艶っぽく舐めて見せる。

「え~っと、キン肉マンルージュちゃんだっけェ? デヴィリンスちゃんが作ったプーペーちゃんをひどい目に合わせた悪い娘ちゃんはァ~?」

 キン肉マンデヴィリンスはゆっくりと下降し、静かにリングに降り立った。

「キン肉マンデヴィリンスちゃんだよォ~! こう見えても新生d.M.pのナンバー2なんだよォ~! よろしくね、ルージュちゃんッ!」

 キン肉マンデヴィリンスはいつの間にかキン肉マンルージュの目の前にまで移動し、ふよふよと浮いている。

「ルージュちゃんてば、凄い娘ちゃんだねェ~! 人形とはいえ、悪魔将軍に勝っちゃうなんてェ~!」

 キン肉マンデヴィリンスは胸に抱いているノワールプペを乱暴に掴み上げ、そしてノワールプペの口の中に手を突っ込んだ。

「プペェ! デヴィリンスさまあ! な、なにを?!」

「え~ッと、どっこかな~……ん~、あ、あったあった~ン」

 キン肉マンデヴィリンスは強引にノワールプペの中を探りまくり、ずろぉと真っ黒い宝石を取り出した。

「キャハハハハハハハッ! 見て見てルージュちゃんッ! プーペーちゃんの心臓とも言えるデヴィルジュエルが、こ~んなに傷だらけの、ぼろっぼろだよォ~!」

 キン肉マンデヴィリンスの手の平には、ひび割れて欠けているボロボロのデヴィルジュエルが乗っていた。

「かわいい可愛いプーペーちゃんッ。頑張ってくれたご褒美、デヴィリンスちゃんが特別に、してあげちゃうよォ~」

「プペェ! デヴィリンスさまあ! ありがたきしあわせデスう! ください! ください! してくださいぃぃぃッ!!」

 キン肉マンデヴィリンスは掴んでいたノワールプペの顔を、適当にキャンバス上に投げ捨てた。
 そして手に持っているデヴィルジュエルを握り締める。

「プペペペペェ! く、くるしいよお! デヴィリンスさまあ! くるしいですう! ブベペペベベェ! ぐ、ぐるじいよお! デヴィリンスさまあ!」

 キャンバスに転がっているノワールプペの顔が苦しがっている。

「プーペーちゃン。特別にね、デヴィリンスちゃんが直々に、プーペーちゃんを葬り去ってあげるわよン~」

「そんな! そんなあ! ブベペペベベベェ! こわれる! ころされる! いやだあ! シにたくないよお!」

“ばきゃああぁぁんッ”

 キン肉マンデヴィリンスの手の中で、デヴィルジュエルが砕け散った。

「ブベェ! ブベベペペプブブプペペペベベベェ!」

 狂い悶えた声を吐きながら、ノワールプペの顔とデヴィルジュエルは、真っ黒い煙状の気体になって消えてしまった。

「キャハハハハハハハッ! 落ちこぼれちゃんには用はないのよン! キャハハハハハハハッ!」

 ノワールプペの処刑を見せつけられたキン肉マンルージュは、身を震わせながら声を荒げた。

「ひどい! ひどすぎるよ! プペちゃんはあんたが作ったんでしょう? それってお母さんってことでしょう? なんで? なんでそんなひどいこと、平気でできちゃうの?!」

 キン肉マンデヴィリンスはくすくすと笑みながら、わざとらしく答える。

「え~ッとお、それはね~、デヴィリンスちゃん、悪魔だも~~~ン!」

 キン肉マンデヴィリンスは観客達の方に向き直り、ビキニのパンツをおもむろに掴んだ。そして、ぐいいとパンツを伸ばし、開いて見せた。危険極まりない行為だが、見えてはいけない危険地帯はぎりぎり見えてはいない。

“ぬおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおッ!?”

 あまりにきわどい光景に、男達は全員が全員立ち上がり、前のめりになって喰い気味にキン肉マンデヴィリンスを凝視する。

「んふふふふふ~んッ、見られるのは嫌いじゃないわよォ~。むしろ大好きよォ~、いけない気持ちになるのが、とっても気持ちいいわン~」

 キン肉マンデヴィリンスは挑発するように、パンツを伸ばしたまま腰をふりふりする。

「キャハハハハハハハッ! 出ておいで~、デヴィリンスちゃんの可愛いプーペーちゃん達ィ~!」

 伸ばされたパンツの中から、突然大量の真っ黒い人形が溢れ飛び出した。まるで間欠泉のように、人形が次から次へと飛び出てくる。

「んふふふふふ~んッ、さあ、出ちゃいなさ~いィ! たっぷり出ちゃいなさ~いィ! んふふふ、んもう、出ちゃうのおォ! たくさん出ちゃうのおォ! あああん、全部出ちゃうううぅぅぅン! たっぷり出ちゃうううン! 出ちゃって、出過ぎちゃって、もう止まらないわンンン!!」

 止めども無く出てくる人形に、リング上は溢れかえりそうである。
 よく見ると、人形は先程対戦したノワールプペにそっくりであった。
 真っ黒で、でたらめな裁縫が施された、不出来な人形達。

「んふふふふふ~んッ、どうゥ? プーペーちゃんの変わりなんて、こ~んなにいるのよン。だからね~、正義超人なんてダメダメちゃんにやられちゃうような落ちこぼれちゃんは、さよならのポイッ! だよォ~」

 すべての人形を出しきったキン肉マンデヴィリンスは、ぱちんと指を鳴らした。すると人形達はのそりと立ち上がり、キン肉マンデヴィリンスのパンツの中へと入っていく。

「んふふふふふ~んッ、さあ、入っちゃいなさ~いィ! たっぷり入っちゃいなさ~いィ! んふふ、んもう、入ってくるのおォ! たくさん入ってくるのおォ! あああん、全部入っちゃうううぅぅぅン! たっぷり入っちゃうううン! 入っちゃって、入り過ぎちゃって、もう止まらないわンンン!!」

 キン肉マンデヴィリンスはうっとりとした顔をしながら、人形達をパンツの中に入れていく。
 そして全部の人形が入りきると、キン肉マンデヴィリンスは潤んだ目で呆けながら、熱い吐息を漏らした。


(つづく)

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